さぁ外にでよう!りんご狩りのシーズンです

朝夕すずしくなる9月から12月にかけて、りんごのシーズンです!いろいろと制限も緩和され、外出もしやすくなりました。過ごしやすい季節ですから、ぜひオープンエアーのりんご狩りをお楽しみください。クダモノガリプラスでは主に首都圏近郊のりんご農園さんを中心にご紹介しています。

りんご狩りに出かける前に、少しりんごの知識を勉強しましょう!スーパーでも食卓でも(パソコンやスマホでも毎日Appleマークを見かけますね)、当たり前のように目にするりんご。でも意外とりんごのことを知らないかもしれません!

日本のりんごの歴史

当たり前の存在すぎて、とても古くから日本で栽培されているイメージがありませんか?いえいえ、実はその歴史はそれほど古くなく、1871(明治4)年にアメリカから苗が輸入されたところから日本国内での栽培が始まっています。まだ150年ほどの歴史なんですね。

実験の結果、比較的涼しいエリアでの栽培が適していることがわかり、東北地方や山岳部の名産品として生産量が増加していったようです。以下の表は2020年の都道府県別りんごの生産量ランキングです。涼しいエリアに集中していることがよくわかりますね。

りんごをよく食べるのはどこの人?りんご好きNo.1は奈良県民?

都道府県の消費量を調べてみると、岩手県→青森県 → 長野県 → 福島県 → 秋田県 → 山形県 → 群馬県 → 新潟県 → 千葉県 → 奈良県がトップ10のようです。ほぼ生産量と似たランキングです。西日本は東日本に比べると、りんごを食べる量がすくないことがわかります。

その中で不思議なのは奈良県。関西勢の中で唯一トップ10に入ってきています。決して生産量が多いわけではありません。生産量と消費量のバランスを考えると、日本で一番りんごが好きなのは、奈良県民ということになるかもしれません。

おいしいりんごの見分け方

りんご狩りでは自分の気に入ったりんごを収穫するわけですから、美味しいりんごの見分け方を覚えていきましょう!ポイントは5つです!これだけ覚えていきましょう!

  1. 赤いりんご!
  2. おしりのくぼみが深いりんご!
  3. つる周辺のくぼみが深いリンゴ!
  4. つるが太いりんご!
  5. ボコボコしているりんご!

1から4まではなんとなく理解できますね。比べながら収穫もできると思うので参考にしてください。意外なのが5です。ボコボコしているりんごや割れているりんごを試してみてください。糖度が高いために、ボコボコしたり皮を破ってしまったりする子がいるそうです。

おもしろいのはそういったりんごは見た目が良くないために一般的に流通することがありません。本当に美味しいものが流通しないというのは矛盾しているように感じますが、いかに我々が見た目で食べ物を判断しているかということだと思います。

農園ならではのボコボコりんご。お宝探しのように楽しんでください!