オンライン果物狩りレポート『実施方法とその成果』

はじめに

弊社Qtas Japanは2020年の夏から、複数のオンライン果物狩りイベントを企画実施してきました。企画運営として関わらせて頂いた数は日本一だと思います。withコロナ時代において、果樹園のオープンな雰囲気と収穫の楽しさ、そして自分で収穫した果物を口に出来る喜びを感じられるオンライン果物狩りイベントは、果樹園、ご家庭、自治体、メディアから大きな賛同を得ることが出来ました。

この社会の流れはしばらくは続くと考えられますし、体験型コンテンツの価値、人と人との繋がりの価値はますます高まるものと考えられます。本レポートでは果物狩りに関わる多くの方に、オンライン果物狩りの実際を知っていただくことで、新しいカタチの果物狩りを体験し、果樹園とご家庭の新しい関係がたくさん生まれることを願っています。

Qtas Japanのオンライン果物狩り実績

ご縁がご縁を生み、果樹園、自治体、保育園、果物ファンの皆さまとオンラインで多くの果物狩りイベントを実施させていただきました。リアルとバーチャルを融合させ、リアルタイムで行うイベントですので、各種の運営ノウハウを習得することができました。

  • 9月10、11日:東京駅でオンラインぶどう狩りイベントを開催
  • 9月24日:東京駅でオンラインぶどう狩りイベントを追加開催
  • 9月26日:岡木農園様とご家庭をつなぐぶどう狩りイベントを開催
  • 11月12、13日:東京駅でオンラインりんご狩りを開催
  • 11月28日:キタイチ果樹園様と保育園が連携し、オンライン「復興りんご」狩りを開催

オンライン果物狩りの運営方法

企画、広報、集客、支払い、事前準備、当日運営、配送、アンケート実施とやることは色々有るのですが、当日の運営方法について、我々がやりかたをご紹介します。使っているツールは、実は、パソコン、スマホ、ZOOM、だけです。皆さんもお持ちの機材やツールだと思います。特別な機材は使っていません。ただ機材に関しては2点注意点があります。

1つ目は農園の通信環境です。場所によっては通信が弱いことがありますので、事前にスマホでZOOMを繋いでテストをし、農園の通信状態の特性を掴んでおくことは重要です。2つ目は、参加者の参加環境へも配慮です。Qtasでは事前にZOOMのセッティングの仕方や事前テストのご案内をわかりやすい資料にまとめて送付するようにしています。

イベントですから参加者には非日常を楽しんでもらいたいですし、果樹園の皆さまにも直接消費者とのコミュニケーションを楽しんでもらいたいと考えています。弊社Qtasではオンライン果物狩りに司会進行役、現地での収穫サポートとして社員が入ることを標準のスタイルとしています。これによって全員が双方向に参加できる場作りをし、果樹園の皆さんが収穫と参加者とのおしゃべりに集中できる環境を作っています。

オフラインのイベントと同じですが、イベントそのものに集中できるよう、準備や役割分担は大変重要です。オンラインフルーツ狩りのご検討をなさる場合は、ぜひご相談ください。

成果

参加者の声

オンラインなので農園の雰囲気を感じにくいのでは、自分で収穫してるわけではないからそれほど楽しくないのでは、と我々も懸念がありましたが、参加者の満足度は軒並み大変高いものです。参加者同士の交流が楽しいという方も多くいらっしゃいました。バスツアーのような楽しみの要素もあるのかと我々自身も気付かされました。

メディアの反応

PR専門サイトでの広報を行いましたが、とても多くのメディアに取り上げていただき出演をさせていただきました。

  • 日本テレビ「ズームインサタデー」
  • TBSラジオ「ACTION」
  • ラジオ日本「Happy Voice ! from YOKOHAMA」
  • NHK「のど自慢」
  • NHK長野「イブニング信州」「goolightニュース」
  • 長野朝日放送「駅前テレビ」
  • 信越放送「ずくだせテレビ」
  • 中京テレビ「前略、大徳さん」
  • 朝日新聞/信濃毎日新聞/横浜経済新聞/yahoo news/FM徳島/FM長野など多数

メディアに取り上げていただくことで、通信販売の数字にも大きな好影響が起きます。いまは通信販売も比較的カンタンに始めることができます。メディア露出後はネット検索が増えますので、その受け皿のホームページを用意しておくこともとても重要です。

おわりに

「オンライン果物狩りなんて難しそうだ、ITに強い人にしかできないだろう」そんなことはありません。お手持ちの機材を使って、十分に始めることができます。ITの知識よりも参加者に楽しんでもらう、というイベントの基本的な姿勢や準備の方がよほど大事です。

我々はいくつもの失敗と検証を繰り返してきました。皆さんの新しい取り組みのチャレンジのお役に立てればと思っております。

また、withコロナ時代であっても、たくさんの方に果物狩りを楽しんでいただ、生産者との繋がり、畑で自分で選んだ果物を口にする喜び、といったリアルの価値をオンライン果物狩りを通じて追求していきたいと考えております。